面接官はなぜ「一番頑張った事」を聞くのか

学生の皆さんはレディネス(Readiness)という言葉を聞いたことはありますか?
レディネスは心理学や教育分野で使われる用語です。
学習や習得を行う場合に、基礎条件となる一定の知識・経験・身体などができあがっている状態を指します。

皆さんは会社に応募して入社するまでのレディネスができていますか?

応募する会社のHPをチェックする、業界動向や競合他社を調べる、
仕事の一日の流れを調べる、決算報告書を調べる等々、いかがでしょうか?
その会社で仕事をするイメージは明瞭になりましたか?

さらにその会社で仕事をするために必要になりそうなことはなんでしょうか?
どのような技術でしょうか?専門知識でしょうか?資格でしょうか?
自分はそれに関して勉強をしていますか?今から取り組む予定ですか?

レディネスを作るには中々労力がいると思いませんか?
つまりレディネスには頑張ることが必要になります。

新卒採用は未経験なので、多くの会社が入社後に教育の機会を設けてくれます。
ただし学校と違って、会社は教育機関ではありません。
永遠に教えてくれるわけではないので
基本的には自分でレディネスを作っていかなくてはいけません。

このレディネスを作るための頑張りがどれくらいできるのか面接官は知りたいのです。
だから今までにどれくらい頑張ったか、その結果がどうなったのかを質問します。
期待する仕事の適性が知りたいからです。

面接官からこの質問があったときには最大のアピールチャンスだと思いましょう。
是非力をいれて記載、回答してほしいと思います。

投稿者プロフィール

K. Kiyokawa
K. Kiyokawa総務部 取締役